エビデンスを使いこなすためのマインドセットと臨床力を培います。エビデンスに使われるのではなく、エビデンスを自身の臨床に有効活用する術を、課題、講義、実習、発表を通じて一緒に学び、磨いて行きます。明日から臨床が変わる実践的なコースを目指しています。
他の歯科医師や歯内療法専門医とコミュニケーションが取れる正しい学術的知識を培い、何かに依存することなくきちんと診査ができ、診断が下せるようになることを目標としています。DSJエンドコースは、病因論、治癒論という2つの大きな論理を軸として、臨床手技のベーシックを紐解いていきます。すべての手技には理由があり、それを病因論、治癒論から理解することで、臨床が論理的、効率的になります。
治療の難易度を適切に判断し、初回治療を高い成功率で実践することが可能です。一般歯科医師の先生方においても、歯内療法を行わない日が少ないのではないでしょうか?特に初回治療の適切な診査診断、治療計画、治療を確実にやることが求められます。歯内療法のベーシックとなる核を学び、憂鬱な根管治療を変えませんか?
歯内療法という観点から、予後を学び、それを補綴的予後、歯周的予後も考慮にいれ全顎的治療計画を立てるためのエビデンスと思考回路をお伝えします。一本の歯の治療でなく、患者の口腔内全体にとって、さらには生涯の健康にとって意義のある医療を行うため、歯内療法に対する視点・視野・視座を磨いていきます。
コース終了後も修了者限定のクローズドの会:DSJ CLUBでフォローアップをいたします。コース終了してからが本当のスタートです。DSJの「S」はSquare(広場)を意味しています。設立当初より、志や理念を共有するコミュニティーが集まれるような「広場、集う場所」となるようにという願いを込めました。学びの過程の中で「熱量を共有するコミュニティー」を生み出したいという思いで、受講された先生方との交流の場をFB秘密のグループとして作成させていただきました。講師からのアップももちろんですが、みなさんからのアップも自由です。ぜひ議論の場、交流の場、情報交換の場としてご活用いただければ幸いです!
日本の歯内療法は、一般臨床において広く行われている治療でありながら、保険診療という枠組みのために世界基準と大きく乖離してしまった分野と言っても過言ではありません。
本コースでは、課題・講義・実習・発表を通じて、歯内療法の領域で「自立して診査診断し、自律して治療を進めることのできる歯科医師」を目指します。先ず、目の前の患者の訴えを聞き、診査診断を行うためには、他の歯科医師や歯内療法専門医とコミュニケーションが取れる正しい学術的知識が必要です。誰かに、または何かに依存することなくきちんと診査ができ、診断が下せるようになることを目標に、病因論や生物学的考察も含めた座学から始めていきます。
次に、「保険診療の流れ」という目線を外し、無菌的処置原則に基づいた本来行うべき歯内療法の術式を確認していきます。その際、症例の難易度と術者自身の技量・治療環境を客観的に評価し、論理的思考を通じて目の前の患者にとってよい治療方法を模索する術を身につけていきます。
また、チェアサイドにおける根管形成・根管洗浄は、歯内療法における感染除去の最も重要なステップです。実習も交えて一連の手技を確認していきます。
最後に、受講者ひとりひとりによるケースプレゼンテーションを通じて、これらの理解度を確認します。
これは他者を批評するためでなく、受講者自身が今の技量と治療環境を見つめ直すためです。既存の医療環境でいつの間にか習慣化し、制度面で他律的になってしまった治療でなく、正しい情報を取捨選択し、患者利益のために自律して歯内療法に取り組むためのヒントを各自で模索していきます。上記内容の本コースを通じて、一本の歯の治療でなく、患者の口腔内全体にとって、さらには生涯の健康にとって意義のある医療を行うため、受講者の歯内療法に対する視点・視野・視座を磨いていきます。
DENTAL SQUARE JAPAN は、専門医と同レベルの共通言語でコミュニケーションを図りながら学び、最新のエビデンスから古典的なエビデンスのものまで、診療を行っていく上で重要なポイントとなる論文に基づいた知識が習得できます。更には、ハンズオンでそれらを実践することによって、広い視野で論理的に考えながら、総合的な臨床能力を伸ばしていくことができます。