治療計画、補綴修復、歯周病(インプラント)、歯内療法のスタディグループはデンタルスクウェアジャパン(DSJ)へ

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【DSJ/デンタルスクウェアジャパン】アナログの良さについて

皆さまこんにちは。DSJボードメンバーの木戸淳太です。今回はアナログの良さについてお話ししたいと思います。学生時代の私が当時歯科医療について学ぶとすれば、分厚い教科書はもちろん講義資料や国試対策の参考書が主でした。ほとんどやっていませんでしたけど。

 

そして卒業してからは素晴らしい先輩やオーベンの先生のもとに実践を通してさらに知識や技術を蓄えていきました。

 

しかし今の若い歯科医師(自分もまだ若い方だとは思っていますが。。。)、または下手したら学生ですら我々が必死の思いで学んだ知識をすでに身につけている人もいます。

 

つまりITが発達した今、「情報を得る」環境については比較にならないほど彼らは恵まれていますし、情報の質も飛躍的に向上しています。当然これは世界的な流れであり、我々も大いに役立てているものではありますが。

 

ただ、このような大量の情報に触れる機会が多いということは、逆に自分の頭で考え、課題を解決していく時間が少なくなっていくことを意味します。したがってこれまでに得た知識や状況に該当しない場面での対応力はもしかしたら不十分になってしまっている可能性があります。

 

「デジタル」は今後歯科界に大きな波を及ぼすことは間違いありません。しかしデジタルによって「早く」「正確な」答えを出すことはできますが、アナログで積み重なって行われてきたプロセスがそこにはありません。

 

DSJの各コースでは「こうすればうまくいく」という「早く」「正確な」答えについてお話しすることはほとんどありません。よって、レクチャーが終わった時に「モヤモヤする」と言われる事も少なくありません。しかしそのモヤっとした霧がスーッと晴れていく「アナログ」な方法を私たちは海外留学で学んできました。簡単に習得できるものではありませんが、「自分なりの根拠ある答えを出す方法」をDSJの全てのコースでこれからもお伝えしていきます。

 

2019年からはまたパワーアップした治療計画コースがスタートします。乞うご期待ください。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

DSJボードメンバー  木戸淳太