治療計画、補綴修復、歯周病(インプラント)、歯内療法のスタディグループはデンタルスクウェアジャパン(DSJ)へ

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【DSJ/デンタルスクウェアジャパン】日本国内とグローバルの融合について

 

皆さまこんにちは。DSJボードメンバーの築山鉄平です。9月に入って急に涼しくなり、夕方になると鈴虫の音色が聞こえるようになりました。8月猛暑だった福岡は一転、秋の訪れを感じさせます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

先日、某歯科関係企業から公報向けのインタビュー依頼がありました。その際の質問に「これだけ情報がいつでもどこでも入手できる世の中で敢えて留学するメリットはなんでしょうか?」とご質問を頂きました。確かにネット社会となり、これだけ情報に溢れている世の中で様々な情報に接しても「そんなものか」としか見なかったり、「特に海外に行くまでのことはないよね」と思われがちです。しかし、現地に行ってその場の空気感を感じることは物の見方や思考を深く知るには重要なことです。一次情報に触れることで、今までにない感性が磨かれより自分に必要な情報を自分で考え取捨選択できるようになります。否応無しにグローバルというステージに乗せられることで、良い意味で批判的に客観的に母国・日本を知ることにより愛国心もより掻き立てられます。ある著名な方が「留学生活はあなたの生活を変えてしまうだろう。戻ってきた時は全く新しい人間になっている。」と留学の価値を説明していらっしゃいました。-Self Confidence(自分に対する自信)、Increased maturity(人としての成熟)、More comfort with complex solutions (複雑な状況にも楽でいられる)がその下支えになっていると思います。

 

そういう訳で私は2011年に日本に帰国してからも、年に数回、海外の学会に参加したり、講演を行ったりしています。今年は9月8日に私の母校タフツ大学同窓会で卒業生代表の1名として講演、また10月3日にはマドリッド大学歯学部歯周病科で講演予定です。DSJでは常に国内外のグローバルな情報を受講生の皆さまにご提供できるように準備を整えております。皆さまとお会いできるのを楽しみにおります。

 

今回のタフツ大学歯周病科同窓会は昨年12月に100歳で他界された、アメリカ歯科衛生士界の母:Dr. Esther Wilkinsに捧げられます。